- くもん
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くもん【公文】(1)律令制下における公文書の総称。 特に, 諸国の国司から中央に出す大計帳・調庸帳(チヨウヨウチヨウ)・正税帳・朝集帳を四度(シド)の公文という。(2)室町幕府から, 五山・十刹(ジツセツ)など禅宗の寺院の住職の補任(ブニン)などに下した文書。 公帖(コウジヨウ)。(3)中世, 貴族の家政機関で文書を扱った役人。(4)中世, 荘園の下級荘官の一。 荘園の管理事務をつかさどった。IIくもん【苦悶】痛み・心配などのために, 苦しみ悶(モダ)えること。
「自責の念にかられて日夜~する」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.